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ランボルギーニ LM002 (1986〜92)
元々は米国企業「M.T.I.(モビリティ・テクノロジー・インターナショナル)」社の依頼を受けて、ランボルギーニ社が製作した米軍向け高機動車のプロトタイプが起源。その1台が1977年のジュネーブ・モーターショーで「ランボルギーニ・チーター(Cheetah)」として発表され、以後も通称「チーター」の名称が定着しました。翌年タミヤから発売された1/12ラジコンモデルで知った方も多いはずです。
当初はクライスラー製V8をリアミッドシップに搭載していましたが、軍用車としての道が頓挫すると、その後はエキゾチックカー路線へ転進。ランボルギーニ製V12をリアに搭載したコンセプトカー「LM001」を経て、今度はフロントに V12を搭載した市販モデル「ランボルギーニ LM002」が1986年に発売されました。
LM002は鋼管スペースフレーム、FRP製アウターパネル、アルミ製ドアから成るボディに、カウンタック用の5.2リッターV12を搭載。パワートレーンは副変速機付きのZF製5速MTを備えたパートタイム4WDとなっています。乗車定員はキャビン内の独立シートに4人、ボディ後部はトランク、もしくはエクストラで2人乗れる荷台となります。燃料タンクは230リッターと大容量。最高速度210km/hの動力性能に加えて、悪路での高い機動性を両立しています。
インテリアはレザー張り・エアコン装備の豪華なもので、現代のプレミアムSUVの先駆けのようなクルマとも言えます。LM002の総生産台数は約300台で、ランボルギーニの中でも希少性の高いモデルと言えます。 (2007.4)
Specifications : 諸元
1986 ランボルギーニ LM002
■全長×全幅×全高:4900×2000×1850mmm ■車両重量:2700kg ■エンジン形式:V型12気筒DOHC ■排気量:5167cc ■最高出力:450ps/6800rpm ■最大トルク:51.0kg-m/4500rpm ■トランスミッション :5MT・パートタイム4WD ■最高速度:210km/h ■当時の新車価格:−万円
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